英単語・熟語力がついて、その上に英文解釈まで強くなるテキストがある。
それは「東大の英単語」(教学社)である。東大入試に出る英単語といえば、難しい単語が多いと思っている受験生が多いが、東大の語彙レベルはかなり低く、センター試験レベルの単語が8割だ。
東大入試が簡単かというと決してそうではなく、分量が多く、基本的な語彙の深い理解が問われるために表面的な理解では解けない工夫された問題が多い。このためにこのテキストでは、「見る」(glance,glare,stare,gaze,peer)の認識の仕方の解説がついている。
英単語ターゲット1900(旺文社)は一語一義の意味で覚えるのに対して、このテキストは派生語や関連語もまとめて覚えることができる。
また英文解釈のための基本単語が入試問題つきでまとめられているので重宝する。単語力はほぼ例外なく英語力と比例する。能率的に単語を覚えるのに最適のテキストだ。
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