◆まず英語の偏差値65をとるには!
長年教師をしていると生徒から勉強法を学ぶこともある。全国的に高校生が使っている英語の文法・語法問題集、「即戦ゼミ3 大学入試英語頻出問題総演習」の勉強法である。
塾でこのテキストを毎週100題出題(そのままの問題80題、応用20題)の20分テストを実施した。1問にかける時間は12秒。早く解ける者でも19分は切れなかった。この成績上位者、平均95点以上の10名に何回やったかを訊いた。4、5回だろうと思っていたら平均10回やっていた。またこのテスト結果には模擬試験の結果と正の相関関係があって、95点以上の者は偏差値65以上は取っていた。
「即戦ゼミ3 大学入試英語頻出問題総演習」(桐原書店)は300ページのテキストである。これで偏差値65を取るには、どのくらいやればいいか目標ができたと思う。まだ3回しか終わっていなかったら、偏差値が60に届かないのは当然の結果である。1回目の勉強量は2回目は半分になるし、3回目は1/3で済む。やればやるほど、短時間で効果が上がる。成績が伸び悩んでいたら、参考にして取り組んでみてほしい。
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