センター試験の発音・アクセント対策として、配点が1問2点と低いが、日々英単語を日本語訳だけでなく、発音とアクセントを一緒に覚えている受験生も多いだろう。
しかし、センター試験(本・追試験)で出題された発音・アクセンの英単語は複数回出題されている。つまりセンター試験で出題される英単語は限られているのだ。
この傾向からまず、過去のセンター試験問題をやることだ。完璧を目指すなら、この「英語の発音・アクセント総仕上げ」(駿台文庫)はCDで聴いて発音するので効果が上がる。発音やアクセント、文強勢問題までを網羅しているので、短期間で完成できるテキストになっている。
発音やアクセントは規則を暗記をしても、例外が出ることが多く、得点に結びつかない。また、日本語化した英語が特に狙われる。例えば、日本語で「ルーズソックス」のlooseの発音は「ルース」やenergyは「エネルギー」ではなく、「エナジ」などに注意することだ。
センター試験を第1問から解く受験生は多い。初めから躓くとなかなか問題を解くスピードが上がらない。時間が足りない受験生は第1問発音・アクセントと第2問文法・語法問題を疎かにしている。わからないから迷って時間がかかる。何度も繰り返して第1問と第2問を10分程度でできるようになると第3問からの読解問題に余裕を持って臨めるようになる。発音・アクセント問題の勉強は1回短期間で終えるとあとは模擬試験前に見直すようにすればいい。
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