大学共通テストに採用されている英検。私立大学入試に採用する大学も増えて受験者は増加傾向にある。準1級のレベルは大学中級程度となっているが、はたして難関大学・英語問題に比べて難しいのであろうか?
以前はReadingの配点が高かったが、2016年以降のリニューアルによって、Reading、Listening、Writing、Speaking各技能の配点が同じになった。
Readingの配点が高かった以前なら、問1の単語・語句補充問題で約65%は正解しないと合格は難しかったが、リニューアル後は50%以下でもWritingの高得点で合格する塾生が増えた。
Writing(エッセイ)対策は立てやすい。形式に沿って自分の意見を知っている英文で表現することだ。2024年から始まった要約問題も時間内で解く演習に取り組めば、共に9割は得点できる。
毎回決まった形式で出題される英検準1級試験は難関大・英語入試よりもはるかに簡単だ。というのは、毎年英検準1級に合格しても共通テストや難関大入試で高得点が得られない塾生がいるからだ。入試では準1級合格は満点換算や加点がある大学もあるので、入試の「保険」として取得を考えるのも良い。
関連記事
◆E判定だった自分が奇跡的にも広島大学医学部に合格することができました!
◆中学3年生のはじめての英検準1級試験結果とはー合格の軌跡をたどる