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◆受験勉強の辛いところとは
防衛医科大学受験が2ヵ月後に迫って、数学・理科に力を入れすぎて、英語長文の勉強が疎かになっていたようである。塾生が不安になって、「もう一度英文解釈教室の講義をお願いします」と頼まれた。
彼は高校2年春の入塾時、駿台模試で偏差値80。なかなか85が出ないと嘆いていた。どうにかして全国200番以内に入りたいと言っていた。とんでもない生徒が入ったものだと思った。父親は医者で高校1年まで一緒に「ビジュアル英文解釈」に取り組んでこられたようである。父親が伊藤先生の大ファンで「英文解釈教室」の第1回目の授業は二人で受講された。
「英文解釈教室」も彼とは通算3回やった。感心したのは必ず予習をして授業に臨むことである。自分で2回復習したと言っていたから、今までに6回やったことになる。最後は試験に出題されそうな構文の確認とウィークポイントの補強をやった。
そして医学部の前哨戦の防衛医科大1次試験は合格、秋の英検準1級も見事合格した。
彼のようにどんなに試験範囲を早く完成させていても、受験勉強の辛いところは、試験前に何度も復習を重ねなければならない所である。中国雑技団の皿回しのごとく、皿が落ちて割れないように各科目に目を配り、点数を落とさないようにしなければならないのである。
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