受験生が過去問を解いて困るのは、正解率をあげるためにどの問題集に取り組めばいいかわからないことだ。
早稲田大学社会科学部の英語第1問、下線部の文法・語法の誤りを指摘する問題。誤りがない場合はNO ERRORを選択する。難易度は高い。
対策として熟語は「速読英熟語(Z会)」は言い換えを含めて最低限覚えておく必要がある。これだけでは不十分である。語彙を増やすために「早慶上智の英単語(教学社)」やTOEIC(730点レベル)の問題集に取り組む必要がある。10年分は目を通して傾向を知ることだ。
早稲田大合格には基礎の単語・熟語テキストとプラスアルファ―が必要になる。旧帝大系の国公立大学に合格しても、早稲田大の英語に歯が立たないのは、記述式は文の前後関係でなんとか合格点がとれても英検準1級までの単語・熟語を覚えていないと太刀打ちできないからである。
長文問題は「Tne New York Times」や「The Economist」からの出典が多い。狙われているのは環境や社会保障などの時事問題である。インターネットで検索して、予備知識を持っておくことが必要になる。