塾長ブログACCESS
バックナンバー
◆伝説の現代国語参考書とは
先日、本屋でぶらりとしていたら、見慣れた若葉色の表紙に黒字で「新釈現代文」の文字が目に止まった。懐かしいな。手に取ってみた。昔はハードカバーで、ずしりとした感じであったのだが、文庫本になっていた。
30代以上の方ならこの表題をどこかで聞いたことがあると思います。「新釈現代文」は、現代文を読むために「たった一つのこと」だけを説いた大学受験向け現代国語の参考書です。
受験勉強をしていた頃、現代国語の先生が授業で何を言っているのかわからず、皆は途方にくれていた。友人のひとりがこの参考書の評判を聞きつけて購入した。右へ倣いで次々購入して来る実力試験勉強にこれをあてた。
実力テストの答案が返ってきた。この参考書に取り組んだものは、10点〜20点成績がアップして、学校からの帰り道、「テストの結果は『新釈現代文』のおかげだ。感謝したい」と友人の中から喜びの声が上がったのを覚えている。
この「新釈現代文」(高田瑞穂先生)は元の出版社が倒産して、ちくま学芸文庫から復刊になっているようです。名著は不朽ですね。受験生は今から時間もないので薦められませんが、高校1,2年生は現代国語の論旨の展開の勉強に最適だと思います。読んでみてください。目から鱗が落ちます。感動します。成績が必ず上がります。英語の勉強にも必要です。国語と英語の成績は正の相関関係にあります。英語を日本語に訳せたら、国語の問題になりますね。国語の良し悪しが英語の得点を左右します。
バナースペース
生葉塾 ネット家庭教師