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◆東大・京大で1番読まれた本とは
「東大・京大で1番読まれた本」の本の帯を見て何度か本屋で手に取ったが、読まずじまいだった。
この「思考の整理学 外山滋比古 著」を読むきっかけになったのは、同著の「読書の方法<未知>を読む」を読んで、外書を読むことは<未知>を読むのに最適であり、英文解釈法は日本文化が発展した功績のひとつであるという考えに共感したからである。
続けて、同著の「思ったことを思い通りに書く技術」で定評のあるエッセイストの真髄を学んだ。「50代から始める知的生活術」では人生二毛作の考えや年金に頼らず株式投資をすること。ウォーキングは万歩以上を心がけて、手、口、鼻、目、足をできる限り動かすことなどが参考になった。
240万部を突破した「思考の整理学」は1986年に発行されているにもかかわらず、現在も東大・京大でベストセラーである理由は学術論文の書き方やまとめ方がわかりやすく、大学生にはとても参考になるからだと思う。
著者ははじめに学校の生徒は先生と教科書にひっぱられて勉強するグライダーのようなものだという。学校はグライダー人間の訓練所であり、自力で飛ぶことができる飛行機型人間をつくらない。コンピューターという飛び抜けて優秀なグライダー能力のもち主があらわれた現代、自分で翔べないグライダー人間はコンピューターに仕事をうばわれると忠告する。
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