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◆国公立大学医学部現役合格を目指して、東大理V受験を諦めた理由とは!
高校2年の初めから入塾して東大理Vを目指している塾生がいた。東大英語25ヵ年の問題集も順調にこなして、成績も全国模試で50番ぐらいの成績をとってまずまずの成績を収めていた。
そんな彼が高2年生の3月に突然東大受験を諦めると言ったのだ。こちらはただ呆然として、どうしたものかと彼に訊ねた。
尊敬する先輩がセンター試験96%とって理Vを受験したが、不合格になったのを聞いて、自分は無理だと悲観したのだった。
彼の決断は早かった。次の日から志望校を九州大学医学部に変えて対策をはじめて、見事栄冠を勝ち取ったのである。
当初、彼の選択は残念に思っていたが、段々と正しいと考えられるようになった。
共通テストが4ヵ月後に迫ったこの時期、果たして合格できるのか悩む時である。現役生ならば、悩まず実力を伸ばすことができよう。
問題は浪人生だ。浪人したから現役の頃よりもいい大学に合格したいと誰もが思うところである。成績が伸びてB判定以上であれば、合格可能性はあるが、C判定以下であれば、第一志望は諦めて第二、第三志望校の合格を目指すべきである。
国公立大医学部志望でもう浪人できない受験生は模試を受けて、成績の分析を確実に行うことである。合格圏にある大学の内、得意科目の配点が高い大学を選ぶべきである。受験すると決まれば、過去問対策は各科目10年分は目を通して万全を期したい。
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