首都圏の塾生から、「GMARCHは最近、難しくなっていますから対策を怠らないようにと進路の先生から指導を受けています」と度々聞くようになった。
文部科学省は都市圏集中の是正するために大学の入学定員を厳格化する対策をすすめている。基準を超えると私学助成金がカットされる。
たとえば早稲田大の場合、18年度一般入試の合格者数は16年度と比較すると、16年度が1万7976人だったのに対し18年度は1万4532人と、2年間で3444人も減らしている。GMARCHでは青山学院大が9504人→7313人で2191人減、法政大は2万3139人→1万7548人で5591人減らしている。
以前は難なく合格していた受験生がここ数年不合格になっている。この傾向は今後も続くと言われている。
地方の受験生はまだ実感がないかもしれないが、都市圏の大学受験生はこのことを十分に考慮に入れて受験校を選択すべきである。
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