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◆英語と日本語の決定的な違いとは
「英字新聞を読む」英語セミナーに行ってきました。サブタイトルは、「日本人はなぜ英語が苦手なのか」の講演でした。3つのポイントがありました。
(1)英語には、日本語の約2倍の音素があり、日本語にない音素をリスニングすることが難しい。
(2)動詞の位置の違い。英語は通常、主語の後に来ますね。日本語は文尾にくる。英語を聞くとき、動詞に反応するように気をつけるとよい。
(3)文構造の違い。英語は構造依存言語であり、日本語は非依存である。たとえば英語と日本語を構造で比較してみると(a)Tom loves Mary.(トムはメアリーを愛しているよ)(b)Loves
Tom Mary(愛しているよ、トムはメアリーを)英語は語順が変わると文が成り立ちません。その点、助詞をとる日本語は語順が変わっても意味が変わらない。
英語は構造がとても大切な言語だというわけです。構造非依存言語に慣れている私たち日本人は、認識が薄いので流されてしまい、苦手な原因になっているというのです。
また、日本人には「構造を読む習慣がない」。これが致命的になり、英語が苦手になっている。構造を理解して勉強を進めれば、会話までスムーズに習得できるとの結論でした。
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