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◆今どきの受験生と親とは
アメリカに留学したい。両親を説得したが、女の子が一人で行くなんてとんでもないと止められて、仕方なく新聞配達をして資金を貯めて果敢に実行した子がいました。
これは稀なケースとはいえ、昔の受験生に比べて、今どきの受験生は過保護すぎます。何とか親が高校卒業後も面倒見てくれると思っている。高校卒業したら、自分で生きてもらう。浪人したらアルバイトしながらやってもらうように言っていた方がいいのです。
あるお父さんは、浪人は許さないと言って、高3年の秋ごろ、息子を調理師専門学校に入れると言って、入学金を納入しました。息子は子供のころから、一度決めたら実行する父親の性格を知っています。浪人はできない。受験勉強はこの1年だ。大学落ちたら、家を出るか、調理師専門学校に行くかと思ったそうです。必死に勉強をして第一志望校に合格しました。
この時期、親は受験生との話し合いが必要だと思うのです。やることがないから大学に行こうという子もいます。本当に大学に行った方がいいのか話し合う場が必要なのです。
大学に行くことが話し合いで決まったら、親の経験から子へ、こんな学部に行ったらどうか。志望校が地元よりもいい大学だったら東京の大学に行かせてやる。子供は将来こんなことやりたいと思っていると率直に話し合いを持つことがいいと思います。
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