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◆大学受験・英語記述式試験で点が取れない理由とは
大学受験・英語記述式テストの答案を添削して気づくことがある。共通テスト模試で180点を超える受験生が記述式で点をとれない理由がある。
そんな受験生に質問してみる。
「本を読んでいますか」
「最近は全く読んでいません」
2024年全国学校図書館協議会調べでは、高校生が5月に読んだ本は平均1.7冊、1冊も読んでいない者は48.3%に達している。
本を読んでいないので文章力がない。要約問題や自由英作文などは英語と国語力が求められる。ここで得点ができないのだ。
以前は新聞だけは毎日、目を通す生徒がいたが、新聞を購読する家庭も減って新聞も読んでいないのが現状だ。
大学入試では18歳選挙権、原発問題、年金問題、高齢者問題などが取り上げられる。自分の考えを論理的に整理しておくことが必要だ。
では、二次記述対策はどうすればよいか。
まずは新聞を読むことができれば、社説、投稿欄、文化欄などを読む。次に何が言いたいのかよくわからない文章を達意の文章にすることだ。
テキストとして「文章力が身につく本」(高橋書店)をお薦めしたい。文章作成に関する80の基本的考えやノウハウ、テクニックが書かれている。自分の文章の欠点が自ずとわかる。
要約問題や自由英作文は英語だけでなく、論理構成や文章の説得力などが問われている。こういう対策が効果的だ。
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