塾長ブログACCESS
バックナンバー
◆彼は大学を諦めなかった
図書館で卒塾生のA君とばったり逢った。彼は高校3年の1年間と浪人の2年間の計3年間在籍した。現在は立派な社会人で40代だ。2年間の浪人後、私立大学に合格したが、合格した大学に満足いかず、入学手続きを放置していたら、入学金の払い込みが遅れて入学できなかった。しょうがなく公務員専門学校にいくことになった。
この時、私は大学を諦めて、公務員試験合格に全力を尽くすようにアドバイスしたが、彼は大学を諦めなかった。2年後、広島大学経済学部3年に編入を果たしたのである。私が塾生から学んだ一瞬だった。彼は自分を信じて頑張ったのである。
人は生まれながらの能力の差は確かにある。これを克服するのは日々の努力である。努力することができれば、遅くとも必ず目標に達する。あれだけ勉強嫌いだったA君が、社会人になって、学ぶことの習慣を身につけて、日曜日の図書館通いが楽しくなったと語った。これは人生に大きな如意棒を手に入れたのも同然だと思った。
バナースペース
生葉塾 ネット家庭教師