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◆医学部修学において資金が貸与、免除される「へき地医療」とは

 
44歳で国立大学医学部に合格した医者の友人に医学部修学において資金が貸与されて、一定期間へき地医療機関に従事すると免除される「へき地医療」とはどういうものか尋ねた。
 
 医学部生はスペシャリスト(専門医師)として研修を受けるのだが、へき地医療に進むものはジェネラリスト(
分野を限定しない広範囲な知識・技術・経験を持つ医師でなければならない。
 
 たとえば、患者が医療機関に来て、どんな症状でどういう処置が必要かがわからなければならない。自分で処置できないと分かれば、対応できる医療機関に搬送するのだそうだ。
 
 今までは外科や内科と渡り歩いたベテラン医師がへき地医療機関に務めることが多かったが、今後、国は若いころからジェネラリストになる医師養成が欠かせないと考えているようである。
 
 ジェネラリストは
スペシャリストと比べて、体力がいる。若くないと務まらない仕事だそうだ。へき地医療に関心のある若者だったら、是非応募すべきだと語った。
 
 また、社会人や多浪で国公立大医学部を目指している受験生であれば、現役・1浪生までを優遇する医学部もあるので、よく調べて受験してほしいというアドバイスをもらった。




















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