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◆夏の元気の源とは?
「先生、最近、顔色よくないですね」
「そんなことないよ」
「顔が青く見えるんだけど」
「最近、変えた電球のせいじゃないか?」
「夏バテ防止にいい飲み物があるんです」
「なに?」
「青汁です」
「へぇ〜」
「最近、飲んでいるけど、とても体の調子がいいんです!」
「よかったね」
「送りましょうか?」
「いや、いいって、気を使わないで」
「母親が先生に送ろうと言っているんです」
「気を使わないように言ってください」
『青汁、まずいもう一杯』のCMが放送されはじめたころに飲んだ青汁。独特の味とにおいで飲む気が失せた記憶が蘇った。
食べ物は第一印象が大切だ。東大赤門前にミドリムシから作ったラーメンを出す「山手ラーメン 本郷」という店がある。一度は入ってみたいと思っているが、なかなか暖簾をくぐれないでいる。
小学校の頃、夏休みにアゲハチョウの観察をした。卵が孵化して、アオムシからサナギになって成虫になる様を毎日、絵日記に書いた。その時のアオムシのグロテスクな動きが脳裏から離れないのである。
以前、東大の五月祭では、ミドリムシの製造をしている株式会社ユーグレナの出雲社長の講演会に出席した。社長の第一声は「今日私がここを訪れたのは、ミドリムシはアオムシではなく、藻であることを皆様にお伝えするためです」というものだったが、帰り道、山手ラーメンの暖簾をくぐることはできなかった。第一印象のトラウマを払拭できないのである。
しばらくして、案の定、青汁が送られてきた。折角だから、感謝して一杯ごちそうになった。20年前のものとは味が一変、飲みやすくなっていた。最近は朝一杯の青汁が元気の源になっている。
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