バックナンバー
2016年1月
◆センター試験後の三者面談で進路決定(1月21日)
「先生、山形大学ってどこにあるんですか?」
「山形大は東北の山形県だろ。」
「へーえ、東北ね。雪が多いんでしょう。冬は寒いでしょうね。」
「寒いのイヤだから、徳島大学に決めます!」
センター試験の自己採点がB判定以上で受験校が決まった人は、二次も気を抜かず頑張れば問題ない。問題になるのは急遽、三者面談で受験校が今まで考えてもいなかった大学になるケースだ。
当塾でも地元の九州工業大学からセンター結果が思わしくなかったために、三者面談で先生から山形大か徳島大学の工学部を勧められたケ−スがあった。
地元大学であれば、費用が一番かからずいいのかもしれませんが、大学となれば通学できる大学は誰でも数校しかありません。見方を変えて全国規模で考えれば、受験できる大学は多くなります。
「国公立大学にぜひとも合格してほしい!」と考えている親御さんの希望なら、合格可能な大学にチャレンジしてはいかがですか。これも一つの選択肢としてお勧めします。
彼は無事に徳島大に合格し、本人、親御さんともに大喜びしたのです。高校の同じクラスの塾生はこういう理由で琉球大学工学部を受験して合格しました。ここの高校は過去5年間に国公立大学に合格するものは数名しかいなかったので、進路指導の先生に感服しました。