◆いつ復習すると効果的なのだろうか?(4月3日)
学んだことを忘れないためには、時々思い出して再確認することが大切である。記憶したことを忘れるのは、あとで思い出すということをせずに、そのまま放っていた場合が多い。記憶したあとしばらくたってから、もう1度復習すると、忘れにくくなることを知っている。
では、いつ復習すると効果的なのだろうか?ドイツのエビングハウスという学者が、実験を行っている。実験では1日後の記憶率は26%である。早い時期に記憶の再確認が記憶の保持にいかに有効かよくわかる。
記憶力の低下は理解力で補いたいが、「1度記憶したことは翌日に確認すると忘れにくい」という法則を知っておくと記憶率が驚くほど上がるのである。