◆合格体験記は誰のもの(2月10日)
2月、3月は受験の追い込みと塾生募集が重なり、繁忙期です。
頭を悩ますのが、「合格体験記」を塾生に頼むことです。今まで頑張って、やっと合格をつかんだのに、間髪を入れずに「合格体験記」を書いてもらうのは、やはり気が引けるものです。
九州大学医学部に合格した塾生に頼んだ時のこと、前期合格して、メールして2週間ほど待ちましたが、メールが来ない。妹も塾生でお父さんと話す機会があったので、再度お願いしました。
その時、お父さんがおっしゃるには、うちの息子は高校・予備校の「合格体験記」に写真入りで載っていますが一度も書いたことがないとおっしゃるのです。
唖然となりましたが、興味があったので、どなたが書かれているんですかと尋ねました。
学校や予備校の先生ですよと答えられたのです。
「合格体験記」は学校で取捨選択して、いいものを掲載しているとは思っていましたが、先生が書いているとなると生徒目線では講義内容は語られていないということです。
先生はこの時期忙しいうえに、さらにこんなことまで仕事しているとは大変なことだと思った。