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2015年10月

◆医学部受験生が将来のために選んだ英語参考書とは(10月20日) 
 塾では「英文解釈教室―改訂版」をメインで使っている。このテキストは巷間センター試験では難しすぎて必要ないと言われている。受験勉強の限られた時間の中で得点するには、効率性がよくないという評価なのだ。
 しかし、入塾した国公立大学医学部受験生の評価は違う。将来絶対必要になる英語を今、確実にものにしたいと入塾動機として異口同音に語っているのである。
 私も本格的に取り組む英語ならば、大学受験の前に、徹底的に取り組んだ方がいいと思っている。


◆冬期講習どうする?(10月20日)

「4月になれば今の高2生が受験生になるのだが、その時点からセンター試験まではたった9カ月しかない。そこから準備を始めたのでは遅すぎる。1年後、もう少し時間があればと後悔しないためにも、高2生の冬期講習から受験生としての勉強をしていく必要がある」という受験カウンセラーの記事を読んだ。
 確かに「大学受験のスタート」は、早く切った方が良いが、なかなか高2生の冬から始められるものは少ないのが現状だ。受験生としては最短の時間で最高のパーフォマンスを上げて、第1志望校に合格することを旨とするからだ。
 高校受験でなんとかなった生徒にはこの傾向は一層強い。自分は追い込みが効いて、「合格できる」という自信がある。このタイプの生徒にまわりから早く受験勉強を始めなさいと言っても逆効果のような気がする。
 私は、自分というものを自分がよく分かっているだろうから、生徒には自分で判断するようにいっている。現役でどの大学の合格ならば入学するのか。浪人生になったとき、まわりのプレッシャーに耐えうるのかをよく考えることだ。忠告としては、気が弱い受験生は早めにスタートを切った方がよい。合格が長引けば長引くほど勉強がしづらくなるからだ。




















 








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