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2015年10月
◆ゆとり教育を受けた若者が就職時期を向かえている(10月2日)
ゆとり教育を受けた若者が今ちょうど就職時期を向かえている。この世代の若者は携帯やインターネットがある環境で育ったので、今までの価値観や行動と異なり、怒られるのが嫌で失敗や挫折を極端に恐れるというのである。
「今の若者」を私が擁護するわけではないが、経済が右肩上がりの時代ではなくなった現在、失敗しないように丸く収まるのがいいという考えになったのではないか。政治や経済環境が「今の若者」にした部分が多々あるのではないかと思うのである。
最近読んだ本の中に興味深いことが書かれていた。昔から失敗、挫折を恐れず果敢に開拓するものがいた。生物学的に言うと適者生存の法則で、開拓するものの後から続くものの方が失敗せずにDNAが多く残っていると考えられがちだが、開拓したものも同量のDNAがあるというのである。なぜ今もこのDNAが残っているかというと、初めに開拓した人には、その見返りが後に続く人より大きかったということである。つまりハイリスクはハイリターンを生むというのだ。
「今の若者」へのアドバイスとして、人の性格はなかなか変わらないが、自分が変わりたいと思えば、高校から大学へ、また社会人になるとき、周りに知り合いがいなくなるので、転機「デビュー」ができる。
塾生も大学生になり、まず髪形を変え、服装でイメージチェンジをし、おしゃれをして「デビュー」を果たした。また、自分が世間からどう見られているかを理解し、内面から自分を変えるのもよいことである。
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