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6月

◆案ずるより産むが易し(6月28日)
 
長年教師をしていると生徒から勉強法を学ぶこともある。今日は英語の成績が飛躍的に伸びた塾生の例をお話ししたい。
 高校2年生の終わりに学年最下位の成績。赤点が4科目。普通ならば進級会議は担任、親、本人の三者面談でおこなわれるところが、今までにない成績の悪さだったので、学年主任の先生と校長を交えて五者面談になった生徒T君の話である。
 「T君、なぜ定期考査前に勉強しないのか。」と担任が尋ねた。「僕は定期考査が終わって復習していますから、定期前には勉強しません。」頑として進級会議の切羽詰まった状況に置かれても自分の主義は変えなかった。実力テストが良ければいいと考えていたようだ。
 このT君が高校3年の春に入塾した。変人は自分以上に変な人に興味を持つ。類は友を呼ぶ。私はT君とは何となく変なところが気に入り、意気投合していった。
 当塾では当時「即戦ゼミ3大学入試英語頻出問題総演習」(桐原書店)を100題出題(そのままの問題80題、応用20題)、20分のテストを実施していた。1問にかける時間は12秒。早く解ける者でも19分は切れなかった。この成績上位者平均95点以上に私は何回まわしたか聞いた。1回まわすとは1回終わったという意味だ。私は4,5回だろうと思っていたら、平均10回まわしていた。
 先のT君は1年間終わったころには52回まわしていた。1週間に1回終わらないと気が済まないとすすめていたようだ。彼の全国模試の成績は常に受験者の1%以内に入っていた。30万人受ける模擬試験で3000番以内に入った。
 この英文法・語法勉強法から言えることは、4,5回まわして、85点ぐらいの得点。10回まわして95点ぐらいであったということ。実際に高得点者は何回も何回もまわしていたということである。
 成績が伸び悩んでいたら、効率よく、今後まわして下さい。1回目の勉強量は2回目の半分になるし、3回目は1/3で済む。案ずるより産むが易し。やり始めると早く終わります。


◆インテリという言葉は(6月20日)
 インテリという言葉は“知識階級をさす言葉、ロシア語のインテリゲンチャ、英語のインテリジェンス(intelligence知性・知力)の意味”です。
 英単語語源辞典ではintelligenceとはintel(間)とleg(選ぶ)の合成語で本来の意味は識別能力のことで、何を用い何を捨てるかを選ぶ能力の意味になります。
 センター試験まで7か月になりました。自分がインテリになったつもりで、何を用い何を捨てるかをじっくり考えて、優先順位を決め、残された時間を有効に使いましょう。


現役合格を目指すなら(6月17日) 
 皆さん、勉強、頑張っていますね。毎年合格者に共通していることは、合格発表のときの顔は、げっそりして、とても疲れているということです。
 合格者は、「試験は楽勝でした」など合格して当たり前なことをいっていますが、不安と闘いながらやってきたのです。
 6月がはじまりました。まだまだ皆、顔に余力があります。ここで2段ロケット計画を立て、1発、発射しておくとアトが楽になります。ひとつの山を夏休み前のこの6月に作るのです。皆が本気になる前に、自分ひとり本気でやってみる。
 マラソンでいえば、中間地点でちょっと先行するのです。暑くなってきて体力を消耗しますが、くたくたになるまでやってみる。この心意気に期待します。


◆偉人はどうやって英単語を覚えていたのか?(6月14日)

 
 森鴎外は著書「ヰタ・セクスアリス」の中で「人が術語が覚えにくくて困るといふと、僕は可笑しくて溜まらない。何故語原を調べずに器械的に覚えようとするのだと云ひたくなる」とある。

 英単語は語根に接頭語、接尾語がついて出来上がっていることに着目して単語を増やしていったことがわかる。

 「願わくはわれ太平洋の懸け橋とならん」と名言を残し、国際理解と世界平和のために活躍。旧五千円札の肖像画であった新渡戸稲造は自著の中で「昨夜書き留めた英単語を朝食の箸を取る前に覚え、食事を済ませて又覚え、通勤のバス停に並んでいるときに覚え」とある。

 細切れの時間を有効に使って英単語を覚えていったことがわかる。
 
 偉人もいろいろ英単語を覚えるのに苦労していたんですね。

 参考になったでしょうか?


◆『一流になるには』の記事を読んだ(6月8日)

 『一流になるには』の記事を読んだ。「どの世界であれ、一流になるには自分で自分を制御できなければいけない。上にいくには何が大事か、そのために何を我慢し、何をすべきか。そこにいち早く気づいた者は出世も早い」。

 なかなか苦手科目の成績が上がらない塾生の相談を受けたので、これを受験勉強にあてはめて考えてみました。

 これから本格的な勉強時期に入ります。今まで各科目の勉強時間に対する効果を考えず勉強していた人は、成績アップにつなげるために各科目・分野の取捨選択を徹底して行い、入試の総合得点アップにつなげる勉強計画を考えていけば、合格に近づくということになる。

 わかりやすくいうと好きな科目は自ずと勉強を進めますが、なかなか苦手科目は自分から勉強しません。これは入試の致命傷になるので時間配分を考えて勉強しましょう。入試は総合点で合格が決まります。苦手科目でも合格平均点近く得点できなければ合格できません。では、週末に自分の勉強計画をちょっと修正してみてください。



◆英検まであと1週間、追い込み勉強法(6月2日)

 今週末は英検テストが実施される。なかなか長文問題で時間がかかって時間が足りない方にアドバイスをします。

 定期考査の試験ならば、8割は見たことがある長文なので、なんとか内容は察しがつくが、初めての長文だと誰でも時間がかかる。

 できる生徒は試験前どんなことをしているのか?

 自分が読み終えた白紙(書き込みしていない)の長文を流し読みしている。

 こうすることによって、目がスムーズに動き、早く長文が読めるのである。

 野球選手が試合が終わったあとも反省を踏まえて、明日の試合に向けてバットを素振りするようなものである。

 英検の長文問題はセンター試験も同様であるが、リード(英文の質問)を読み、はじめから段落ごとに読んでいけば、解答できる。全文を読んで解答をしている人がいれば、解き方を工夫してやってみると、時間内で解けるのでやってみてほしい。









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