森鴎外は著書「ヰタ・セクスアリス」の中で「人が術語が覚えにくくて困るといふと、僕は可笑しくて溜まらない。何故語原を調べずに器械的に覚えようとするのだと云ひたくなる」とある。
英単語は語根に接頭語、接尾語がついて出来上がっていることに着目して単語を増やしていったことがわかる。
「願わくはわれ太平洋の懸け橋とならん」と名言を残し、国際理解と世界平和のために活躍。旧五千円札の肖像画であった新渡戸稲造は自著の中で「昨夜書き留めた英単語を朝食の箸を取る前に覚え、食事を済ませて又覚え、通勤のバス停に並んでいるときに覚え」とある。
細切れの時間を有効に使って英単語を覚えていったことがわかる。
偉人もいろいろ英単語を覚えるのに苦労していたんですね。
参考になったでしょうか?
◆『一流になるには』の記事を読んだ(6月8日)
『一流になるには』の記事を読んだ。「どの世界であれ、一流になるには自分で自分を制御できなければいけない。上にいくには何が大事か、そのために何を我慢し、何をすべきか。そこにいち早く気づいた者は出世も早い」。
なかなか苦手科目の成績が上がらない塾生の相談を受けたので、これを受験勉強にあてはめて考えてみました。
これから本格的な勉強時期に入ります。今まで各科目の勉強時間に対する効果を考えず勉強していた人は、成績アップにつなげるために各科目・分野の取捨選択を徹底して行い、入試の総合得点アップにつなげる勉強計画を考えていけば、合格に近づくということになる。
わかりやすくいうと好きな科目は自ずと勉強を進めますが、なかなか苦手科目は自分から勉強しません。これは入試の致命傷になるので時間配分を考えて勉強しましょう。入試は総合点で合格が決まります。苦手科目でも合格平均点近く得点できなければ合格できません。では、週末に自分の勉強計画をちょっと修正してみてください。
◆英検まであと1週間、追い込み勉強法(6月2日)
今週末は英検テストが実施される。なかなか長文問題で時間がかかって時間が足りない方にアドバイスをします。
定期考査の試験ならば、8割は見たことがある長文なので、なんとか内容は察しがつくが、初めての長文だと誰でも時間がかかる。
できる生徒は試験前どんなことをしているのか?
自分が読み終えた白紙(書き込みしていない)の長文を流し読みしている。
こうすることによって、目がスムーズに動き、早く長文が読めるのである。
野球選手が試合が終わったあとも反省を踏まえて、明日の試合に向けてバットを素振りするようなものである。
英検の長文問題はセンター試験も同様であるが、リード(英文の質問)を読み、はじめから段落ごとに読んでいけば、解答できる。全文を読んで解答をしている人がいれば、解き方を工夫してやってみると、時間内で解けるのでやってみてほしい。