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1月

明日から私大受験が本格的にはじまります(1月31日)
 明日から本格的に私大受験が本格的にはじまりますね。同じ大学、学部学科でも色々タイプの試験科目になりますので、選択科目をもう一度確認してください。
 はじまってしまえば、あっという間に国公立二次試験の直前になります。国公立第一志望の人は私大入試にあまり振り回されないように気をつけましょう。軸足は二次対策に置いて勉強することです。
 私大は何校か受験するでしょうから、出来なかったとしても次の日まで引きずらないこと。出来なかったところをその日のうちに復習することが大切になります。私大全校合格した人は皆無に近い。当塾でも早稲田大の商学部に合格しても、明治大学法学部、日本大学商学部に不合格しています。
 対策として受験大学の前日までに終わった他学部の地歴・公民・理科の出題範囲の情報が入れば強いですね。すでに友人の受験大学もわかっているでしょうから、情報交換するのもいいでしょう。今のうちに過去問をみて受験しない学部との出題範囲との関係をみて、山を張るのもいいと思います。


満点とれよな〜(1月25日) 
 センター試験前の最後の授業で塾生のお父さんが息子に言った。
 「満点とれよな〜」
 息子は神妙にこの言葉を聞いていた。これを聞いてまずいなと思った。なぜなら、センター試験前にナーバスになって、今まで強気だった彼が、センター88%程度なら、志望校を変えますと言っていたからだ。
 以前、息子がいない時にお父さんから、息子は本番に弱いんです。緊張して頭の中が真っ白になるんですというお話を聞いていました。そうであるなら試験前には、プレッシャーをあたえない方がいいと思います。過去にも期待をかけすぎて、本番で頭の中が真っ白になって悲惨な結果なった塾生がいますからと助言していた。
 それなのに、あえて最後の授業で息子に言うんだろうと?
 試験後、お父さんからメールが来ました。文字化けしていました。たまにあるんですが、今回は文面が長い。いい結果であるといいんだが……何か不吉なものを感じました。
 改めてメールが届きました。英語(筆記)200点、(リスニング)46点。総合得点92%をとったという報告でした。
 敢えてお父さんが試験前に発した言葉、「満点とれよな〜」は息子に試練を乗り越えよ!もっと大きくなれ!というメッセージだったと思ったのです。

◆センター試験後の三面談で(1月22日)

 「先生、山形大学ってどこにあるんですか?」
 
 「山形大は東北の山形県だろ。」

 「へーえ、東北ね。雪が多いんでしょう。

  冬は寒いでしょうね。」

 「寒いのイヤだから、徳島大学に決めます!」

 センター試験の自己採点がB判定以上で受験校が決まった人は、二次も気を抜かず頑張れば問題ない。問題になるのは急遽、三者面談で受験校が今まで考えてもいなかった大学になるケースだ。
 
 当塾でも地元の九州工業大学からセンター結果が思わしくなかったために、三者面談で山形大か徳島大学の工学部を勧められたケ−スがあった。
 
 地元大学であれば、費用が一番かからずいいのかもしれないが、大学となれば通学できる大学は誰でも数校しかありません。見方を変えて全国規模で考えれば、受験できる大学は多くなります。

 「国公立大学に是非とも合格してほしい!」と考えている親御さんの希望なら、合格可能な大学に「チャレンジ」してはいかがですか。これも一つの選択肢としてお勧めします。彼は無事に徳島大に合格し、本人、親御さんともに大喜びしたのです。


◆センター試験、前期試験A・D判定の結果とは(1月21日)

 受験生の皆さんはセンター試験の自己採点が終わったと思います。あと数日で各大学の得点分布表、ボーダーが発表されます。

 塾生で過去にセンター試験の比重が高い大学にA判定が出て、合格に自信をもってセンター後、ちょっと勉強に身が入らなくなり、前期試験に不合格。あわてて後期試験対策にとりかかった例があります。

 反対にセンター試験に失敗して、死に物狂いで頑張って前期試験に合格した例があります。昨日のブログで書きましたので参考にしてください。
 
 センター試験の結果は、明と暗に分かれますが、マラソンでいう折り返し地点のタイムであって、ゴールタイムではない。A判定で気を抜かず、D判定でも諦めないで、最終合格を目指す心構えで、これから毎日勉強に取り組んでください!


◆センター試験失敗したなと思ったら参考にして下さい(1月21日)

 寒い中、センター試験、お疲れさまでした。やっと2日間が終わりました。今日はのんびりしてください。試験は心身ともに疲れますよね。

 さて、明日学校に出向いてセンターの自己採点をする人も多いと思います。各自、予備校に点数を提出すれば1週間程度で各大学のボーダーが発表される運びとなります。

 塾生の中には過去、数I・数Aのマークを全部最後にまわしていたために満点近い得点をあげていたのに、途中で終了ベルが鳴り、10点あまりの成績だった女子がいます。第一志望九州大学・農学部判定はD。ショックだったと思います。2次試験は諦めようと、ふと脳裏をよぎったかもしれません。しかし彼女は諦めなかった。私が教えていても形相が怖かった。それだけ真剣だった。この鬼気迫る勉強を2次試験まで続けて九州大学前期に合格した。

 センター試験の失敗も合格が決まれば喜びはひとしおです。今日センターで落ち込んでいる人がいたら、参考にして最後まで自分を信じて頑張りましょう!


昨日、 神奈川大学給費生の合格発表があった(1月10日)

 受かったかもと思ってたのに、一般入試不合格でがっくりしている人もいるよね。
 
 毎年、神奈川大学の給費生試験は、センター試験や私大入試を予想するうえで「試金石」になっている。受かれば順調にいき、落ちれば考えを要すことになっている。
 
 実際は一般入試で落ちても気にするなといいたい!神奈川大学に不合格で、MARCHレベルの大学に合格している人は多いのである。問題は落ちてやる気をなくすことだ。私大入試本番まであと1ヵ月ある。本気で取り組めば大丈夫!勝機はある。死に物狂いで取り組もう!



「思考の整理学」の著者から受験生にいいお話です(1月6日)

 「思考の整理学」の著者、外山滋比古お茶の水女子大名誉教授の「朝の思想」を新聞で読みました。毎朝、起き抜け6時前に皇居のまわりを散歩で一周されるそうですね。「特に朝飯前が大切で、同じことでも朝は能率よく簡単にできる。それだけ頭にはよいのだろう」とおっしゃっています。

 これを受験生の勉強法に当てはめて改善策を考えてみる。たとえば体育会系の部活の生徒は夜8時ごろに帰宅。夕食、お風呂に入って机に就くのが9時半頃。眠い目をこすって勉強開始している。やる気はあるが疲れがでて、ボーットして勉強に集中できず、力尽きて11時前には寝ている。

 こういう状態が部活がはじまってからずっと続いている人なら、一発奮起して朝型勉強に切り替えることだ。夕食は軽めして、夜9時には寝て、朝4時ごろに起床して朝食の時間まで勉強する。夜は疲れて勉強できないなら、サッサと寝て朝いちばんで勉強時間を確保した方がよい。この勉強法を実行した塾生は、志望大学に合格している。文武両道は大切だが、勉強もおろそかにしない事が前提である。


◆センター試験の下見はどうする(1月4日)

 2週間後に迫ったセンター試験。下見は行った方がいいよね。前日よりも明日土曜日の同じ時間の方がいい。行き慣れていないところだと結構時間がかかって面食らうことがある。会場が大学キャンパスなら、校門から入って校舎まで結構時間がかかるからだ。

 以前、第1日目1時間目は外国語だった。受験生なら必ずといっていいほど受ける外国語のために会場はほぼ全席埋まって熱気ムンムン。校門付近にはマスコミの取材が入り、否が応にも緊張感が高まったものだ。

 現在は選択科目の社会で、受験生も少なく、のんびりとしたスタートになっている。また席のまわりは同じ高校の友人であるところも多く、模擬テストよりもリラックスできる環境だ。あと2週間自分を律して最高の状態で臨みたい。


◆受験シーズン本番。試験に本当に強い人とは(1月3日)

 受験生の皆さん、疲れが相当たまってきましたね。みんなが今そういう状態ですから、もう一息です。受験勉強は山登りと同じで9合目あたりが一番疲れます。一歩、一歩の足どりが重くなって、呼吸が苦しくなりますね。山頂一歩手前が胸突き八丁で、しゃがみ込みたくなります。これを乗り越えてまた一歩、一歩登って山頂に到達したときの爽快感、達成感は、皆さん経験ありますね。
 
 今が頑張りどころです。決して「第一志望」を諦めることなく、「合格」の二文字を見るまでは、休むことなく勉強をやり続けよう。合否の分かれ目はここまできたら崩れない精神力の差だけです。








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