だんだんと試験に合わせて生活を整えていかねばなりません。現役生は学校に普段どおり通学していれば問題ありませ
ん。問題は高卒生です。夜型からセンター試験の時間割で頭が働くように朝型へシフトしましょう。
私はこれで苦い経験をしました。夜型勉強を続けて1月に体の調子がおかしくなって、病院に行ったら自律神経失調症
の診断をくだされ、2日ほど寝ていたことがあります。なかなか夜型を朝型にシフトすることは難しい。私は自分の人体
実験でわかりました。夜は寝るように人間の体はできている。早めにシフトしないと最悪の結果になります。気を付けて
ください。
次に残された貴重な時間を有効に使いましょう。これから時が経つのが早く感じられるでしょう。毎日勉強する科目の
計画を必ず立てる。大きく2ヶ月単位を立て、1週単位で見直しをしていく。毎日寝る前に「今日はこれでよかったか。
やり残したことはないか。明日は何をやるのか」と自問自答することです。
経営の授業で初めに習うのが、Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Act(改善)です。これを次のPDCAにつなげて
、継続的な経営改善をおこなっていきます。受験勉強もこのように改善していけばいいですね。
◆受験で勝つ「質の高い睡眠法とは」(11月13日)
数年前から4ヵ月おきに歯の定期健診にかかっている。かかりはじめたのは歯が突然痛くなったのがきっかけだったが
、それからは痛くなる前に定期健診にかかって予防に努めた方がいいと思ったからだ。
顔なじみの先生は歯以外のことについても含蓄がある。「現代人はストレスがたまって、歯が痛くなることが多いんで
す。ストレスがたまって、夜中に知らずに歯ぎしりをされている方もいます。そんな方は寝るとき、仰向けに寝て、まず
右肩が重くなる重くなると念じ、次に左肩も同様に念じ、右腕、左腕、右足、左足と続け、首、背中まで十分にマットに
沈みこむようにリラックスして寝入れば、随分楽になりますよ」と教えてくれた。
読みかけのマクドナルド創業者レイ・クロック自伝「成功はゴミ箱の中に」の中で、彼がストレスに勝つ方法として質
の高い睡眠法を紹介している。先生と全く同じリラックス法であった。2,3日試してみたが、なかなかいい。
◆名医が語る合格の秘訣とは(11月10日)
聖路加国際病院理事長、102歳の日野原重明先生のお話をお伺いしました。医師として現役であり、その仕事ぶりは
とてもご高齢の方とは思えないほどいつも精力的ですね。どこからエネルギーが湧いてくるのか不思議に思います。
先生がいつもおっしゃっていることは、「今を生きる」ということ。過去、未来にとらわれず、現在、今を生きるとい
うこと。私なりに解釈すると、生きていることだけが真実であり。今を真剣に生きることだと思っています。
先生が目標を達成するためには、やるぞという気持ちで思いを込めて目標(受験大学)を紙に書いて、机の前の見える
ところに貼っておくといいとおっしゃっていました。
◆私立大学受験願書が本屋に並ぶ季節になりました(11月8日)
いろいろ受験校選びに参考にしていますとメールが来ました。このブログで書いているのは、自分の第1・第2志望校
は絶対に受験するが、滑り止め校は妥協をして合格する方法を提案している。
今夜は、他大学・学部の試験日との関係で考えてみたい。参考:「入試日程カレンダー」(「生葉塾」HP→右欄→旺文
社パスナビ→左欄→大学リサーチ→「入試日程カレンダー」)
有名大学2校の同じ学部のバッティングは暗黙の協定でもあるのか、なかなかない。自分の受験校が、第3志望以降な
ら、試験日は偏差値上位の大学と同じ試験日の日がいい。2月10日〜19日までは、受験校が重なるのでよく考えて受
験校を選びたい。
◆センター試験まで3か月を切った(11月2日)
もどってくる模擬試験の結果は、志望校には箸にも棒にもかからない。惨憺たる結果で嫌気が差す。勉強にやる気が起きな
くなった受験生もいるはずだ。
受験勉強は今からが本番だ。現役生なら、まだ合格判定D・Eでも合格可能性は十分ある。11月末、現役、浪人生の成績
の平均が同じになると言われている。現役は攻め、浪人生は逃げ切りを目指す。
まだ年末まで時間はある。焦る気持ちを抑えて、わからないところ、遅れているところを中心に勉強の仕方を改良していこ
う。試験に弱気になってはいられない。大学に入ってやりたいことをもう一度しっかりと固めて、モチベーションをあげてい
こう!